■キャロ・ル・ルシエ
時空管理局・辺境自然保護隊に所属する少女。
数ヶ月前まで管理局・機動六課に所属していたが、
同課が解散した為、古巣の自然保護隊に復隊した。
ル・ルシエ族出身の召喚士。
しかし、強すぎる魔力の為に疎まれ、故郷から放逐された過去を持つ。
その後、時空管理局執務官フェイト・T・ハラオウンに救助され
彼女を後見人として、大切に温かく育てられた。
自然や動物と心通わせる温厚で優しい性格。
普段は天然でおっとりしているが、健気にがんばる努力家でもある。
JS事件においてはライトニング分隊に所属し、
バックスとして辛い戦いを乗り越え、精神的にも大きく成長した。
■クアットロ
JS事件の首謀者、ジェイル・スカリエッティが造り出した戦闘機人NO4。
普段は明るく、どこか悪ふざけをする掴みどころの無い性格。
しかし、それは他者を欺く為の仮面に過ぎず、本性は残忍で狡猾。
自らは前に出ずに策略を用いて他者を操る策士タイプであり、
JS事件においても最後まで時空管理局に抵抗した。
JS事件の中心地である『聖王のゆりかご』において、
悪意ある毒舌で挑発を繰り返しながらも、自身は安全な場所に隠れていた。
更には、なのはに対し聖王に覚醒したヴィヴィオをけしかけ、
悲劇的な親子対決まで仕組んだ。
しかし、危機的な状況であったにも関わらず、
冷静に索敵を行ったなのはによって居場所を突き止められ、
最後は隠れていた場所もろともディバインバスターで吹き飛ばされた。
その後は逮捕され、軌道拘置所の独居房に拘束されていたが…
■フェイト・T・ハラオウン
時空管理局執務官。キャロの後見人であり、母親、姉ともいえる存在。
機動六課時代は直属の上司でもあった。
幼少期の辛い境遇からキャロを救い出し、沢山の愛情を注いでくれた。
その為、キャロは彼女に尊敬の念と、家族としての強い愛情を胸に抱いている。
■エリオ・モンディアル
機動六課において、キャロのパートナー的な存在だった赤毛の少年騎士。
フェイトに救助された子供の一人で、立場的にもキャロにもっとも近い。
その為、互いの心を通わせるようになり、二人で行動することも多かった。
キャロは最近、彼に対して淡い思いを抱くようになっていたのだが…
■高町なのは
時空管理局においてエースオブエースと呼ばれる最強の管理局員。
強大な魔力と不屈の勇気で、あらゆる難事件を解決へと導いてきた。
また、六課の新人達の戦闘訓練を行い、キャロも彼女から様々なことを
教わっている。
ゆりかごの最終決戦でクアットロを撃墜した。
■ルーテシア
JS事件において、キャロのライバル的な存在だった召喚士の少女。
クアットロの精神操作で暴走状態に陥ったところをキャロたちに助けられる。
その後は歳も近かったせいか、同事件解決後はキャロと『友達』になった。
キャロからはルーちゃんと呼ばれている。
■ギンガ・ナカジマ
機動六課に所属していたスバル・ナカジマ一等陸士(JS事件後)の姉。
時空管理局に所属し、六課にも出向していたが戦闘中に負傷した際に拉致された。
その後、戦闘機人NO13として洗脳され、妹のスバルと激闘を繰り広げたが
姉妹の絆によって、正気を取り戻した。
■ジェイル・スカリエッティ
JS事件の首謀者であり、狂気の科学者にして次元犯罪者。
飄々としており、どこか憎めない風体。
しかし、その行動原理、命を研究対象としか見ていない思想は、
多くの者たちに直接的、間接的に悲劇をもたらして来た。
JS事件後は逮捕され、軌道拘置所に拘束されている。
クアットロが認める、数少ない存在の一人。
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