■6
「はい、誓います…」
ユーノは認めてしまった。
正直な話、今のフェイトはユーノが今まで見た彼女の中で一番美しく見えた。
永遠の忠誠を誓いたい。崇めるべき君主のように目の前の少女が見える。
「(あぁ、やっぱり僕はMだったんだなぁ。
今のフェイトを見てると、何も考えられないくらい興奮するし…)」
『フフッ、いい子だねユーノ。それじゃぁ…ご褒美をあげる』
フェイトは再びベットに腰を下ろすと股をゆっくり開いていく。
そこにはグショグショに濡れた黒いショーツが見えた。
普段から彼女が黒色の衣服を好むのは知っていたが、
ショーツやブラジャーも黒い物を好んでいる事が眼前の光景からうかがえた。
その黒は普段なら少女の性格とのギャップによって、
背徳感にも近い淫靡さをかもしだす役割になっていたであろう。
しかし、淫乱女王となった今のフェイトにはもっとも似合う色といえた。
『さぁ、私のここを舐めさせてあげる。犬のようにムシャぶりつきなさい…』
「はい…」
フェイトの股間に顔を寄せていく。
少女から立ち込める匂いは甘酸っぱくてとてもいい香り。
発情した牝の匂いだ。
匂いをかんでるだけでも頭がクラクラするくらい興奮してくる。
チュゥ、ピチャ、レロ……、濡れたショーツに舌を這わせる。
フェイトは股間に顔を埋めているユーノを見下ろしながら、吐息をもらす。
『はぁぁぁん…』
それはとても甘い声。
少年を隷属させているというサディズムに酔いしれる少女の喘ぎ。
フェイトはユーノの頭を股で挟み込んだ。
「ウグッ??」
『本当に犬みたい。盛りのついた牡犬。あぁ、フェレットだったっけ??』
意地悪な笑みを浮かべながら、フェイトは言葉攻めも巧みに行っていく。
その堂に入ったサディステイックな行動。
普段の優しく控えめな彼女から到底思いもつかない行動ばかりである。
しかし、そのギャップがたまらない。
そっと手が挟み込まれショーツがめくられた。
グショグショに濡れた秘部があらわになる。
ユーノは驚いてフェイトを見上げた。
『ショーツばかり舐めてないで、中も舐めなさい。
上手く舐めれたら…入れさせてあげる…』
「でも…、フェイト…、舐めるのはいいけど…、中に入れるのは…」
『下僕のくせに私を呼び捨てにするの?ユーノ』
「うわぁ…」
フェイトが再び鞭状になったバルディッシュに手をかける。
ユーノは純粋にフェイトの処女を散らす事に罪悪感を感じ心配したのだが、
当のフェイトは呼び捨てにされた事に御立腹のようだ。
今の彼女には親友同士は名前で呼び合う、という事ですら心の中で膨れ上がった
得体の知れない妖しい獣性に支配されてしまっていた。
いや正確には、今のフェイトはユーノを隷属させる女王。
女王が呼び捨てを咎める事は当然の事である。
「それじゃぁ…、なんて呼べば…?」
『ご主人様、あるいは『様』付けで呼びなさい。これは命令』
「フェイトォ〜、君はそんな事をいう子じゃなかっただろ、
いい加減に正気に戻ってよぉ」
『頭の悪い下僕…。一回で理解出来ないのなら痛みを与えるしかないな』
ビシッ!!!鞭(バルディッシュ)がしなりを上げて床を叩く。
「イエッス・サー!!ご主人様と呼ばせて頂きます!!」
『そう、初めから素直にしていれば、痛い目じゃなくて天国が見れるんだから』
そのまま少女はグッと局部を突き出すと哀れな下僕少年を妖しく誘う。
『さぁ…、舐めなさい』
グショグショに濡れた局部に舌を差し込む。
甘酢っぱい柑橘類を思わせるような味をすくい取る。
『はぁん、うん…、はぁぁ、ん…そう、上手よユーノ』
舐めながらフェイトを見上げると、きゅっと結んだ唇が色っぽく…
目は宙を仰ぎながら虚ろに快楽の狭間を彷徨ってるような眼差し。
フェイトは本気で感じてるようだ。
そう思うと、よりいっそう気持ち良くして上げたいと思う。
その奉仕に熱を上げると、少女の喘ぎが呼応するように飛翔する。
『うんん…ユーノ、もっと、もっと舐めてぇ!!私をもっと感じさせるのぉ!!』
そう叫ぶとグイッとユーノの頭を掴み、そのまま股間を顔面に擦りつける。
少女の腰が怪しくグラインドし、少年の頭をオモチャのように扱う。
そのまま恍惚の表情で吐息と共に淫乱少女は叫んだ。
『あぁ、私…、ユーノを支配してる…、
そう思うだけで…あぁ、たまらないのぉッッ!』
凄い乱れ方だ。あのフェイトがこんなになっちゃうなんて…
催眠術で発生した強力な獣性にフェイト自身も支配されているのだ。
僕もフェイトも正気を失っているんだ…
ユーノはボォーッとそんな事を考えながら、さらに奉仕に熱を入れた。
愛液は白く濃い本気汁となってヴァギナから止め処なく溢れ、
それを舐めとるように舌を膣内にも突き入れる。
すると内部がキュゥッとなり、ヒクヒクとし始めた。
『あぁ、凄い…、すごいのぉ、きちゃうぅぅっ!あはぁ、あんっ…』
…絶頂が近い。あと一押し。
膣内への奉仕をより強く行う。
すると、少女の体がビクッ、ビクンッと跳ね、ついに…
『イクッ、イッちゃう……イクゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!』
ビクッ、ビクッ!!ビクゥッッ!プシャァァァァァァァァッ!
フェイトの体が小刻みに揺れると、潮まで吹いてしまった。
『あっ、あはぁ………』
そう満足そう吐息を漏らして…少女はグッタリとベットに倒れこんだ。 |